太陽光発電 1年経過報告【地球環境編】

住宅関係

太陽光発電の地球への貢献度は?家づくりでSDGsに取り組もう。

こんばんは。凡人パパです。

今回は、1年間稼働したわが家の太陽光発電の結果を報告します。新築戸建てに標準サイズの太陽光発電(約100万円)を設置すると、地球環境にどれだけ貢献できるのか。1年間の実測データを見返し、勉強していこうと思います。

【参考】わが家の太陽光発電サイズは 3.9(kW)です

最終的な結果はこんな感じです↓

詳細が気になる方は是非最後まで読んでみてください。

測定方法

太陽光発電を設置すると壁にモニターが設置されます。

日中はこのモニターから現在の発電量を確認できるのですが、過去の記録を確認することができます。今回はこの数字を使って振り返りをします。

測定期間:2021年3月~2022年2月
実際に住み始めてから1年間の結果を使用します。

測定項目

今回使用する項目は下記の4つです。

・発電量 ←自前で発電した電力量
・消費量 ←わが家が消費した電力量
・売電量 ←発電量の中から電力会社に販売した電力量
・買電量 ←電力会社から購入した電力量

結果

エネルギー自給率

エネルギー自給率は 発電量/消費量×100 で算出されます。

わが家の場合
発電量:4472(kW)
消費量:5675(kW)
なので、
4472/5675×100 =約77(%)

つまり、わが家で使用する電力量の 77% をわが家のソーラーパネルから自前で作れたということ。思いのほか自給率が高くて驚きました。

月別の比較はこちら。横軸は測定月、縦軸が電力量(KWh)。

発電量は夏場多く冬場少ないことがわかります。一方、消費量は空調を使う夏場と冬場に増加し、冬場の電力が多いことが分かります。また、4~6月や10月は発電量が消費量を上回っているのでこの期間の自給率は100%を超えることも確認できました。

自家消費率(発電量ベース)

太陽光で発電した電力をどれほど自分で消費したか、自家消費率として調べます。

消費した電力量は、発電量-売電量 なので、

自家消費率=(発電量-売電量)/ 発電量 × 100 で算出されます。

わが家の場合
発電量:4472(kW)
売電量:2774(kW)
なので、
(4472-2774)/4472×100 =約40(%)

わが家は自前で発電した電気の40%を自分で使ったことになります。つまり、半分以上(60%)の電気は使用しきれずに電力会社に売電していたことが分かりました。これは少しもったいない気はします。ちなみに、自家消費率を上げたい場合は蓄電池を購入する方法がありますが導入コストがネックになってきます。

月別の比較はこちら。横軸は測定月、縦軸が電力量(KWh)。

大体発電量の1/5から1/2程度を自家消費していることがわかります。夏場は太陽光発電できる時間帯に冷房を稼働させることが多いので、自家消費できるが多くなってました。

直接消費率

最後に、電気消費量に占める自前で発電した電気の割合を、直接消費率として調べました。

直接消費率=(消費量-買電量)/ 消費量 × 100 で算出されます。

わが家の場合
消費量:5675(kW)
買電量:3977(kW)
なので、
(5675-3977)/5675×100 =約30(%)

消費した電力の30%は、自前で発電した電気を直接使用していたことが分かりました。残りの70%は電力会社から送られてきた電気を使ったことになりますね。

月別の比較はこちら。横軸は測定月、縦軸が電力量(KWh)。

冬場は消費量が多い一方で発電できる量が少ないので、自前の電力を使用している割合は低いことが分かりました。逆に6月は半分以上の電力を自前で賄えていることになります。太陽光発電が稼働しない夜間に電気を使うか使わないかで割合は大きく変わってます。

凡人パパのまとめ

いかがだったでしょうか。

以上の結果をまとめたのもがこちらです。

今回調べて分かったことは主に下記2点です。
・自給率(約77%)で考えると太陽光発電の効果は高い。
・消費量全体に占める発電した電力の割合(約30%)は思いのほか低い。

わが家のように蓄電池無しでソーラーパネルだけを導入した場合、発電量のうち直接消費できる割合はが半分以下ですが、電力会社に売電することで自給率を大きく向上させられることが分かりました。電力会社への売電システムは環境貢献に大変役立つシステムだということを再認識できました。

わが家の結果が、太陽光発電の導入を考えている人の役に立てば嬉しいです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、おやすみなさい。

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凡人パパ

1馬力で35年ローン完済を目指し奮闘中
【職業】
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・『おうち時間』を充実させる情報発信。
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