こんばんは。凡人パパです。
今回はわが家の太陽光発電についてまとめます。
家づくりの中で、ソーラーパネルを載せるか悩みましたが、最終的にわが家は載せました。
わが家が家づくりの時に考えていたことを紹介します。
この記事を読んでほしい人
・これから家づくりをする人
・太陽光発電に興味がある人
昨今の電気代事情
太陽光発電の中身の前に、昨今の電気代事情のおさらいです。
凡人パパの居住エリアの電気料金と2021年の売電価格がこちら。
電気料金
調べてビックリしたのですが、電気料金って時間帯や平日休日によってかなり異なるんですね。
具体的には3つのゾーンに分けられています。
デイタイム:35円/kwh (上図のオレンジ色)
ホームタイム:28円/kwh (上図の黄色)
ナイトタイム:16円/kwh (上図の青色)
・夜間は電気料金が安い。
⇒電気の使用量が少ない時間帯は電気料金が安く設定されるようです。
・平日日中はとても電気料金が高い!
⇒電気使用量が多い平日日中は電気料金が高く設定されてます。
・休日は日中の電気料金がかわらない。
⇒休日はお出かけする人が多かったり、工場とかも稼働しないので、平日に比べると電気料金が安いのでしょうか。。
売電価格
太陽光発電の売電価格は、再生可能エネルギーで発電した電気を電力会社が買い取ることを保証する『固定価格買取制度(FIT)』で全国一律で決められています。
凡人パパが売却を始める2021年度は 19円/kwh です。
電気料金と売電料金を比較すると
ナイトタイム料金 < 【売電価格】 << ホームタイム料金 << デイタイム料金
2010年頃は【売電価格】がデイタイム料金と同じぐらい高かったです。そのため当時の太陽光発電の狙いは『売電で稼ぐ』がメインでした。しかし現在の売電価格は夜間電力と大差ないほど安いです。そのため、現状では太陽光発電の狙いは『デイタイム料金の電気使用を抑える』がメインで『売電で稼ぐ』はおまけだといえます。
コスト度外視で考えると、太陽光発電は自然エネルギーですし送電ロスも無いので環境にはプラスです。昨今のSDGsの観点からも、やれる人は是非ともやるべきと凡人パパは考えます。
太陽光発電の導入パターン
次に太陽光発電の導入パターンを紹介します。一般家庭では主に下記の2パターンです。
太陽光パネルのみ
わが家でも導入しているシンプルなパターンがこちら。
機器の構成
A:太陽電池モジュール
太陽から降り注ぐ光エネルギーを電気エネルギーに変える装置です。ソーラーパネルと呼ばれます。
B:パワーコンディショナー
太陽電池モジュールで発電された電気を直流から交流に変換するための装置です。
C:接続箱
太陽電池モジュールから伸びる配線をまとめる装置です。(仕様によりない場合もあります。)
D:分電盤
電気を家電などの機器に振り分ける装置です。これは太陽光発電をしない家にもあります。ブレーカーが入っていて漏電や電気の使い過ぎの予防する安全装置になります。
E:スマートメーター
電力会社へ売る電気の量や、電力会社から買う電気の量を計測する装置です。現在、設置が進められているスマートメーターでは、1台で売電する電力量と購入する電力量を計量することができます。
※わが家のパワーコンディショナーは1Fの外壁に設置されてます。↓
メリット:
・導入コストが安い
⇒最低限の設備だけなので比較的低価格です。
・電気代の高い日中の電気代を抑えられる。
⇒太陽光発電で日中の電力購入を減らせます。日中は電気代が高いので効率的です。
デメリット:
・電気を貯められない。
⇒日中発電した電気はその時しか使えません。発電できない時間帯は効果0です。
・天気や生活習慣に影響される。
⇒電気が悪いと発電量が減ってしまいます。また、日中家にいないと発電した電気は電力会社に安く売るだけになってしまいます。
太陽光パネル+蓄電池
発電した電気の自家消費にこだわるパターンがこちら。
構成
・蓄電池
電気を貯めておく設備がです。
※それ以外の設備は、先ほどと同じです。
先ほどは、【パワーコンディショナー⇒分電盤】の順に電気を送っていましたが、
今回は、【パワーコンディショナー⇒蓄電池⇒分電盤】の順番になります。
間に蓄電池を挟むことで、
・発電量が多い時は、使わない分を蓄電池に貯めておく【パワーコンディショナー⇒蓄電池】
・発電していないときでも、蓄電池から電気を取り出す。【蓄電池⇒分電盤】
というように電気の需給にあわせた柔軟な対応が可能になります。
メリット:
・発電した電気を無駄なく使える。
⇒日中発電して使いきれなかった電気は、蓄電池に充電して朝夕夜に使えます。
・深夜電力を使って電気代を抑えられる。
⇒電気を購入する場合も、値段の安い夜間電力で充電した電気を日中使う事ができます。
デメリット:
・導入コストが高い
⇒蓄電池が必要なのでその分初期投資が大きいです。
わが家の太陽光発電
わが家の太陽光発電はこんな感じです。
配置:
わが家は東と西に向いた面に太陽電池モジュールを半分づつ載せました。本当は南側に向けるのが一番効率がいいのですが、面積が少ないため載せられませんでした。残念。
大きさ:3.9(kW)
一般家庭の標準的な大きさです。シャープ製。
値段:97万円
初期費用は年々下がってきてます。2020年時点では、1kwで25万円程度です。2010年ごろは1kwで50万円程度なので半額になってます。
蓄電池は、、無し!!
蓄電池も追加すると導入費用がプラス150万とのこと。わが家の予算的に無理でした。。
凡人パパのまとめ
いかがだったでしょうか。
太陽光発電導入による環境への貢献も大切ですが、やはり気になるのは太陽光発電のコスパです。
わが家の場合は、住宅ローンの月々の返済額のうち、3000円が太陽光発電分です。単純に考えると、35年間毎月3000円電気代が安くなれば、プラスです。今後毎月の電気代がどのように変化したか調査し、太陽光発電のコスパを調査していきたいと思います!
今回の凡人パパの学びはこちら。
2021年現在
・ナイトタイム料金 < 【売電価格】 << ホームタイム料金 << デイタイム料金
・太陽光発導入(蓄電池無し)で住宅ローン返済額は 約3000円/月 上昇する。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、おやすみなさい。