こんばんは。凡人パパです。
マイホームを購入して心配だったのがネット環境です。中継機調べてみると、とても勉強になりました。中継器をうまく使う事で今では快適になってますが、注意すべき点もあります。これから家づくりをする人、自宅のネット環境で困っている人の参考になれば、嬉しいです。

Wi-Fi中継機導入の経緯
入居直後のネット環境
入居直後の我が家のネット環境はこうです。賃貸で使っていたポケットWi-Fiを使うしかありません。賃貸暮らしの時も、家族と同時に使用すると、ネットが急に遅くなったり、3日の使用制限があったりと、不便を感じていたので、入居後も使用することは考えられませんでした。(引っ越し後もすぐに使えるのは助かりました。)
入居直後のネット環境は下図の通りです。

固定回線を導入後のネット環境
入居後すぐに、固定回線を手配します。わが家はNURO光を選びました。
工事後のネット環境は下図のようになります。
NURO 光 ←NURO光の詳細はこちらから

NURO光は回線速度が速いので、大幅にネット環境の改善が見込めます。ただ、気になることがありあました。
①住居スペースが賃貸に比べて大きくなった。
②分電盤(ONU、ルータ含む)の位置が、2Fのすみっこにある。
③鉄骨住宅(鉄骨は電波を通しにくい)
特に②③はほかの家と比べて、わが家は設計上かなり不利です。この対策として、中継機の導入を決めました。
Wi-Fi中継器の超基本
「1Fの電波が弱くなりそうだから、中継機を買おう。」と安直に考えましたが、この考え方は厳密には間違いです。今回初めてWi-Fi中継機について勉強すると、凡人パパは勘違いしてる天もありました。自分自身の頭の整理のため、凡人パパが勉強したことをまとめます。
ルーターと中継機のつなぎ方
一番勉強になったところです。2種類あります。
・ルーターと中継機を無線接続
・ルーターと中継機を有線接続
ルーターと中継機を無線接続する
メインルーターとWi-Fi中継器を無線で接続する方法です。
中継機の場所を自由に決められるので大変便利です。ただ、この方法が適さない場合があります。それは、ルーターと中継機の間に遮蔽物が多い時です。遮蔽物が多いと、中継機に届く電波が弱いので、そこから届けられる電波も必然的に弱くなります。無線接続のイメージは下図です。

家づくりをする方は、分電盤、ルーター、(中継機)の位置まで考えた方がよいと思います。凡人パパは家づくりの時に、そこまで考えていませんでした。。
・ルータと中継機が遠すぎると効果が少ない。(無線接続の場合に限る)
・Wi-Fi中継機はルーターの電波を強くする機器ではない。
↓
・Wi-Fi中継機はルーターの電波を遠くに飛ばす機器である。
ルーターと中継器を有線接続する
ルーターとWi-Fi中継器を優先で接続する方法です。
イーサネットバックホールといいます。この方法では、ルーターから中継機まで電波が弱まらずに伝わります。どのため、無線接続の場合と違い、ルーターと中継機が離れていても中継器につながる電波は弱まりません。
家づくりでは、コンセントなどと一緒にLANポートの設置場所を決めていきますが、その際は、中継機を有線接続する、という視点も必要だと感じました。
わが家は、幸いにも中継機を置きたい場所にLANポートがあったので、有線接続することにしました。イメージはこのようになります。

有線接続であれば、ルーターと中継機の距離は問題にならない。
中継機本体のタイプ
2タイプあります。
・直刺しタイプ
・据え置きタイプ
直刺しタイプ
コンセントに直刺しするタイプです。機器がサイズがコンパクトなのがメリットです。
据え置きタイプ
電源ケーブルをコンセントに繋いで、本体は別の場所におくタイプです。好きな場所に設置できるのがメリットです。
わが家は、コンパクトさを重視し、直刺しタイプを選択しました。
回線速度、繋がりやすさ、の決まり方
回線速度は、下記の要素できまります。
・プロバイダの通信速度
・LANケーブルのグレード
・Wi-Fiルーター、Wi-Fi中継機の性能
プロバイダの通信速度
はじめに、プロバイダの通信速度です。プロバイダは、各家庭の回線をインターネットと繋げる役割を担う事業者のことです。通信速度はプロバイダによって異なります。わが家が契約しているNURO光は、通常プランで『下り最大2Gbps、上り最大1Gbps』です。ただ、この数字は最大値で、実際は利用条件や環境等によって、変わってきます。
LANケーブルのグレード
次に、LANケーブルです。わが家は、家の中に壁の中にあらかじめLANケーブルが設置されており、ルーター本体と中継器は、この既設のLANケーブルで繋がれます。ケーブルにはグレードがあります。わが家のケーブルは CAT-5e (通信速度1Gbps) でした。
Wi-Fiルーター、Wi-Fi中継機の性能
最後に、ルーターや中継機の性能になります。ルーターは建物の中に回線を引き込み、通信信号を外部とやり取りする機器です。わが家のルーターは、NURO光から提供されるONUとルータが一体になったものでした(型式:SGP200W)。スペックを調べると、『無線下り最大1.3Mbps』でした。
わが家の環境では、下り速度で考えると、
・プロバイダ性能:2Gbps
・ケーブル性能:1Gbps
・ルータ性能:1.3Gbps
となっており、ケーブル性能1Gbpsがボトルネックになっていることがわかりました。なので、仮に、中継機の性能が1Gbps以上あったとしてもそれだけの性能は発揮できないことが分かりました。ネット環境を考える時には、機器だけではなく、ネット環境全体を確認しなくてはいけない、と大変勉強になりました。
わが家は、動画視聴がメインなので、0.3G(300Mbps)あれば十分すぎるだろうと考えました。
・中継機の性能は回線速度に直結しない。
・プロバイダの回線速度、LANケーブル、ルーター、中継機の性能のボトルネックで決まる。
選んだ商品
凡人パパの中継機への条件は下記の通り。
・ルータと有線接続できるタイプ。(中継機に有線LANポートがある。)
・コンセント直刺しタイプ
・回線速度は300Mbs~
・デュアルバンド対応 ←調べた結果便利そう
ネットで調べた結果、値段もお手頃だったので、選んだので、
TP-Link製 RE330
を購入しました。アマゾンで2380円でした。

セットするとこんな感じです。別途、短いLANケーブルを購入し、壁のポートと中継機のポートを繋いで使用しています。見た目もコンパクトでGoodです!
設置も迷わずにできました。作業時間は15分程度でしょうか。
効果速報

詳細は別記事にまとめてます↓
凡人パパの感想
いかがだったでしょうか。
値段、設置の手軽さを考えたら、満足しております。
軽い気持ちで始めた中継機選びでしたが、凡人パパとても勉強になりました。本当はこれ以外にも、メッシュWi-Fiや、Wi-Fi6についても調べていて、今回諦めたこともありますが、当面のネット環境の改善には意味があったと思ってます。
最後に、凡人パパの学びを改めて。
・ルーターと中継機が遠すぎると効果が少ない。(無線接続の場合)
↑↓
・有線接続であれば、ルータと中継機の距離は問題にならない。
・Wi-Fi中継機はルーターの電波を強くする機器ではない。
↓
・Wi-Fi中継機はルーターの電波を遠くに飛ばす機器である。
・中継機の性能は回線速度に直結しない。
↓
・ネット速度は、プロバイダ、LANケーブル、ルーター、中継機の性能のボトルネックで決まる。
わが家の経験が、皆さんの参考になれば嬉しいです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、おやすみなさい。